ﾌﾟﾘﾝﾀﾌﾞﾙ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ材料の表面処理
技術の歩み
今日開発中のハイテク材料に基づいて、明日の技術が確立します。新た に開発されたフィルム材料は、ﾌﾟﾘﾝﾃｯﾄﾞｻｰｷｯﾄや、ﾌﾚｷｼﾌﾞﾙﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｰ、薄膜型ﾊﾞｯﾃﾘｰのような、近い将来有望な消費材の設計を可能にします。
プラズマ表面処理はこのような目的に、理想に近い形で適しており、ﾌﾟﾘ ﾃｯﾄﾞｻｰｷｯﾄの印刷前、また他の基材とのラミネート前に、基材の表面接着 性の向上が図れます。これらのハイテク材料の幾つかは、放電に対して 極めて敏感で、このため取扱いに対する特別な配慮や、特殊なプロセス が必要となります。
大学や民間開発機関とのパートナーシップに基づく、種々のプロジェクト を通じて、ソフタルは極めて敏感なフィルムの、プラズマ処理に関して 数々のアプローチを検討しております。その結果は最も敏感な基材に対 する、無電位処理という既に実用化されたプロセスとして結実しており ます。
特徴
湿式化学の代替
特性
広範な応用範囲
ソフタルの処理ステーションは、グローバルに展開するフィルム製造装置・加工機メーカー、フィルム 製造・加工業及び研究開発機関に広く採用されております。
これはソフタルから提供される製品の多面性が、ユーザーの皆様に評価されていることによります。
これは弊社の処理システムがモジュラー設計となっており、新たな適用分野やシステムに容易に、かつ 迅速に対応できることによります。 これにより弊社は顧客の皆様の、多様なニーズに対応し、要望される 結果を提供できる能力を備えております。
画期的な操作性
ソフタルは半世紀以上コロナとプラズマの応用分野に携わっております。このためこの分野の最新製品や その製造ラインに関する情報を豊富に収集しており、それを装置の容易なメンテナンス性や、経済的な 運転性能、長寿命、安全性に生かしており、顧客の皆様のご要望を先取りしてお応えしております。
ラインインターフェース
豊富に用意されたハード及びソフトウエアが、生産ラインとのインターフェースを容易にしております。また原料や製品に適合した、カスタムなシステムや装置のご要望にも応じており、顧客の皆様の生産 現場での実用的かつ合理的な運用にも寄与しております。
基材の材質
プラスチックフィルムには、必要な処理効果を得るためには、非常に大出力の放電を必要とするものや、逆に通常の出力でも構造が破壊されるような、放電出力に敏感に反応するものがあります。
それぞれのフィルムに対して、どのような解決策があるかは、弊社にお問い合わせ頂ければ、ご要望に 応えるべく検討致します。
環境順化
プラズマ処理は化学プライマーのより良い代替技術です。プライマーを使うことにより、塗布と乾燥の工程に 於ける、化学薬品とエネルギーの大量の消費を防ぐだけではなく、化学薬品の保管と廃棄に要する費用を削減 できます。
ﾌﾟﾘﾝﾀﾌﾞﾙ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽに対する処理ステーション
ﾌﾟﾘﾝﾀﾌﾞﾙ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽに用いられるフィルムはの、プラズマ処理はそれに 適したコロナ処理ステーションを必要とする、技術的に挑戦的なプロ セスです。このようなコロナステーションは、顧客の皆様の個々の独 自な目的に適合させた、カスタムメード設計となっております。
ﾌﾟﾘﾝﾀﾌﾞﾙ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽに対するコロナジェネレーター
ﾌﾟﾘﾝﾀﾌﾞﾙ･ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ用の処理ステーションが、挑戦的な特殊なステーショ ンであることから、ジェネレーターも個々の独自のプロセスと、要求に 適合させた、カスタムメード設計となっております。
